接着剤レスでの同一材料同士の接合(アルミ同士、ガラス同士など)

CB技術を用いることで、同一材料同士を接着剤レスで強固に化学的に接合することが可能となります。事例として、アルミ-アルミ,銅箔-銅箔,セラミックス-セラミックス,ガラス-ガラスなどがあげられます。

銅箔同士
アルミ同士
ガラス同士

今回はアルミニウム同士を接着剤レスにて化学的接合により接合した結果を以下に示します。

接着剤レスでのアルミ同士の接合効果

アルミニウム(aluminum)はその優れた軽量性、加工性などの特性を生かして、医療、自動車、家電をはじめ様々な分野で広く使用されています。しかしながらアルミニウム同士の接合においては、ねじ・ボルトによる機械的接合、接着接合、溶接などが行われていますが、これらの手法では対処できない場合があります。例えば、接合面積を広く取りながら、接着剤のように厚みがなく、熱伝導性や電気伝導性を有した接合手法が求められています。

CB技術は、化学的に材料同士を結合させるので、アルミ材同士を接合させる際に、相互に密着する構造であれば、広い接合面積を確保して不足する接合力を補うことや、あるいは、加工後に剥がせる接合強度を付与したい場合などに適用が期待できます。そこで、色々なアルミニウム材の組み合わせで、接合テストを実施いたしました。

接合イメージ1:アルミ箔/純アルミニウム板

接合イメージ2:アルミニウム合金/アルミニウム合金

アルミニウム/アルミニウムの接合強度

CB技術によるアルミニウム同士の接合結果として以下のような結果が得られました。

表中に示したように、まずアルミ箔/純アルミニウム板の接合では、90度引き剥がし試験の結果として0.02〜0.03N/mmの強度が得られています。またアルミニウム合金同士の接合では、せん断引張り試験の結果として0.2MPaの接合強度を得られております。材料を接着剤レスで貼り付けた後に再剥離を行いたい場合など用途に合わせて、このようにCB技術では接合強度をコントロールすることが可能です。

なおこのテストはシート形状で実施しておりますが、CB技術を用いたロールtoロールでの量産実績(ただし別材料)もございますので、アルミ箔とアルミ板やアルミ材とフィルム材などの組み合わせで、基礎研究段階から生産技術改良段階にわたる幅広いステージで、接着剤レスの課題解決に取り組ませて頂きます。


貴社の基材をお預かりし、最適な処理条件を設計してサンプル(テストピース)を制作させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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